レビュー
ブロックもステージも動かせる変わり種3Dブロック崩し「Smash And Break 3D」
ステージ内の仕掛けで弾をジャンプさせて高いところに飛ばすことも可能
(2015/7/16 14:11)
「Smash And Break 3D」は、立体的なステージ内に並ぶブロックを崩していく3Dブロック崩しゲーム。64bit版を含むWindows 7/8/8.1に対応する体験版と「Unity Web Player」が導入されているWebブラウザー上で動作するデモ版が用意されており、いずれもSTAGE5まで試遊可能。STAGE30まで遊べる540円(税込み)の製品版は作者のWebサイトでダウンロード販売されている。
ブロック崩しゲームは3Dのものも含めて多数存在するが、ステージやブロックの描写が3D風でも、ブロックを崩す弾の移動やブロックの破壊などは平面上で行われるものが多い。本ゲームは、見た目が3Dというだけでなく、弾やブロックに高さの概念が与えられており、バラエティに富んだ変則的なステージを楽しめる。
本ゲームは、高さの要素と物理演算が、平面上でのブロック崩しにはない遊びごたえを与えている。たとえば、ブロックが積み重なっている山の一番下のブロックを崩せば高いところにあるブロックが崩れ落ちるが、どのブロックを崩すかによって、山は異なった崩れ方を見せてくれる。
また、弾を弾くためのバーの動きに沿ってステージそのものがゆっくりと揺れるステージもある。ステージの揺れによって弾の軌道を少し変えることが可能で、『1つだけ残ったブロックを破壊すればクリアできるのに』といった場合に有効だ。ステージの揺らし方によって弾のコースが変化していくのも面白い。
さらに、バーで弾を弾き返す以外のアクションも用意されている。ステージによっては画面の左上に“ACTION BUTTON”という表記が現れる。“ACTION BUTTON”が割り当てられているキーを押すと、ステージ内に仕掛けられた仕掛けを動かすことができる仕組み。
たとえば、ステージの床に埋め込まれたバーが“ACTION BUTTON”で迫り上がるステージでは、バーの上を弾が通過する瞬間にアクションを起こすと弾を飛び上がらせることができる。飛び上がった弾はステージ内の高いところにあるブロックを破壊することが可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Smash And Break 3D」
- 【著作権者】
- Jun Takahashi 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- 体験版(製品版は540円(税込み))
- 【バージョン】
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