レビュー
クリップボード内の文字列の全角・半角などを相互変換できる「cLipStick」
全角・半角のほか大文字・小文字、ひらがな・カタカナの変換に対応
(2015/8/25 14:18)
「cLipStick」はクリップボード内の文字列の全角・半角などを相互変換できるツール。Windows 2000/XP/7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
一部のニュースサイトなどでは、“http://www.forest.impress.co.jp/”のように、英数字が全角で表記されていることがある。全角英数字は読みづらいだけでなく、URLやメールアドレスをコピーしてもそのまま利用できない。他方、携帯電話向けのWebサイトなどではカタカナが半角になっている場合があり、辞書などへ文字列をコピーする際など、利用しづらいことがある。
本ソフトは、クリップボードから取得した文字列を、英数字やカタカナの全角と半角を相互に変換可能なほか、アルファベットの大文字と小文字、ひらがなとカタカナを相互変換する、計6通りの変換が可能。なお、指定の対象外となる文字列はそのままで、たとえばカタカナをひらがなに変換しても漢字やひらがなに影響はない。
メインウィンドウ上の[取得(G)]ボタンを押すと、クリップボードの内容が取り込まれ、左上ペインで変換の処理を選択可能。右上ペインには変換後のプレビューが表示されている。下にある[エディタ]ペインには変換後のテキストが表示され、ここで表示されるテキストはユーザーが自由に編集可能。[更新(A)]ボタンを押すと、[エディタ]ペインの内容がクリップボードへ送られる仕組み。
なお、クリップボードから取り込める文字数は16KB分まで。また、作者のWebサイトではより多機能なシェアウェアの「CLips」も公開されている。
ソフトウェア情報
- 「cLipStick」
- 【著作権者】
- SAT Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.14(13/06/24)