レビュー
リモート調査にも対応。インストール済みの.NET Frameworkを調べる「dotNekoChecker」
おまけツールとして液晶ディスプレイのドット抜けを調査する機能を搭載
(2016/3/3 05:05)
「dotNekoChecker」は、システムにインストールされている.NET Frameworkのバージョンを調査できるツール。Windows Vista/7/8.1/10に対応するフリーソフトで、Windows Vista以外は64bit版Windowsでも利用可能。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4.5以降が必要。
本ソフトは、システムにインストール済みの.NET Frameworkを検出・調査するためのツール。v1.0からv4.6までの.NET Frameworkに対応しており、システムの状態を調査したり、ソフトをインストールする前にシステム要件を満たしているか調べるのに役立てられる。
基本的な使い方は簡単で、[検出実行]ボタンを押すだけ。ローカルPCにインストールされている.NET Frameworkのバージョンが、言語パックも含めてすべて出力される。出力画面はテキストボックスになっているので、結果をクリップボードにコピーして再利用することが可能だ。
さらに、本ソフトはリモートPCの.NET Frameworkのバージョンをチェックする機能も搭載している。「dotNekoChecker」を管理者権限で起動する必要がある、「RemoteRegistry」サービスが実行されている必要がある、対象PCのレジストリ“HKEY_LOCAL_MACHINE”以下に読み取りアクセスを付与する必要があるなど、利用に制限は多いものの、調査対象のPCをリストで管理してまとめて調査できるのはメリットだろう。
そのほかにも、おまけツールとして液晶ディスプレイのドット抜けを調査する機能を搭載。デスクトップ全体を指定した色一色で塗りつぶし、正常に表示されないドットがないか目視で調べることができる。
なお、本ソフトは個人・企業に関わらず無償で利用できるが、営利目的での利用は原則禁止となっているので注意。
ソフトウェア情報
- 「dotNekoChecker」
- 【著作権者】
- Symmetry Soft 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8.1/10および64bit版の7/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(営利目的での利用は原則不可)
- 【バージョン】
- 1.0.0(16/02/14)