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自分で勝敗を決める感覚的なダイエット「超シンプルMBM」

摂取と消費カロリーを自分の感覚でスコア化して勝敗を決める

(12/03/16)

「超シンプルMBM」v2.0.3

「超シンプルMBM」v2.0.3「超シンプルMBM」v2.0.3

 1日の摂取カロリーと消費カロリーを、それぞれ主観で点数化して記録するユニークなダイエット支援ソフト。本ソフトは、カロリー計算や食材の記録といった細々とした作業が不要なので、『ダイエットはしたいが楽に取り組みたい』と考える人にオススメだ。

 摂取カロリーと消費カロリーの点数化は、1日の食事と活動をもとに自分自身で感覚的に決める。たとえば、焼き肉を食べたから摂取が5点で、フットサルの試合に出たから消費が7点といった具合に、主観や感覚を利用して点数化する。勝敗は大勝、勝ち、引き分け、負け、大敗の5段階となっており、それぞれの点数を所定の欄へ入力すると自動で判断される。標準では“摂取-消費”が4点以上で大敗と判断されるが、大勝または大敗と判断される点差を任意に設定することも可能だ。このとき、勝敗のカウントと得失点差の自動計算・表示も行われる。

 また、身長を登録すると体重から自動的にBMIが計算・記録される。毎日記録するのは、体重、体脂肪率、就寝と起床の時刻および仮眠時間、1日の食事、日記、運動だ。ダイエットの達成状況をグラフ機能で確認でき、食事や運動の一覧表示やキーワード検索もできる。集計表示は30日集計と今月集計を切り替えられるほか、年と月を指定し、30日分の勝敗と睡眠時間の記録を一覧表示させることも可能だ。ダイエットのプロジェクト機能もあり、目標体重と期間を設定することで達成状況がグラフ化されるほか、開始日と現在の体重、残り日数、目標まであと何kgかも確認できる。

 食事や日記や運動、就寝・起床時間などは入力を省略できるが、きちんと記録しておくことで食事や睡眠の傾向と体重やBMIの関係性を探ったり、生活習慣を観察する際に役立つだろう。冬ごもりして知らず知らず太ってしまった、薄着になってきて体型が気になりはじめた……という人は、計算要らずのシンプルな本ソフトで“摂取-消費”の勝敗にこだわってみるのもよさそうだ。

【著作権者】
KOMO 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows Vista/7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.0.3

(小松 佳那)