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無償の高速PDFビューワー「Foxit Reader」の最新日本語版「Foxit J-Reader 8」が公開

ドキュメントの追跡・保護・共有を行うクラウドサービス“ConnectedPDF”をサポート

「Foxit J-Reader」v8.0.5.823

 (株)FoxitJapanは1日、高速PDFビューワー「Foxit Reader」の最新日本語版「Foxit J-Reader 8」を無償公開した。PDF作成・編集ソフト「Foxit PhantomPDF 8 日本語版」の販売も開始されている。

 「Foxit J-Reader 8」の目玉は、ドキュメントの追跡・保護・共有を行うクラウドサービス“ConnectedPDF”がサポートされたこと。たとえば、外部へ誤って送信してしまったPDFファイルをリモートから更新できるほか、チームでPDF文書を共有管理する際のコスト削減に役立つ。

 そのほかにも、クラウドストレージ連携で“Dropbox”をサポート。タブレット端末向けの“タッチモード”ユーザーインターフェイス、システムクラッシュや停電に備えて定期的にファイルを保存する機能、「Internet Explorer」と「Google Chrome」からPDFを作成する機能などが新たに追加された。“Active Directory 認証ライブラリ(ADAL)”や「SharePoint 2016」も新たにサポートされている。

クラウドストレージ連携で“Dropbox”をサポート
タブレット端末向けの“タッチモード”ユーザーインターフェイス

 なお、本家「Foxit Reader」のv8.0.2までに対策された脆弱性の修正も含まれているので注意。旧バージョンを利用中のユーザーは、アップデートを忘れないように心がけたい。

 「Foxit J-Reader」は64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。また、本ソフトのアップデート機能を利用して更新することもできる。なお、公式サイトからダウンロードする際はユーザー情報の入力が必要となっている。

ソフトウェア情報

「Foxit J-Reader」
【著作権者】
Foxit Software Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
8.0.5.823(16/09/01)