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リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer 12」のベータ版が公開

ファイル転送速度がこれまでの20倍に。フレームレートも最大60fpsへと引き上げられる

「TeamViewer」v12.0.70002 Beta

 独TeamViewer GmbHは2日(日本時間)、リモートデスクトップ操作ソフト「TeamViewer」の次期バージョン「TeamViewer 12」のベータ版を公開した。Windows/Mac OS X/Linuxに対応しており、個人の非商用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「TeamViewer 12」ベータ版では、Windows Mobile/iOS/Androidなどのモバイル端末同士でリモートコントロールやデスクトップ共有が可能となったほか、着信接続を集中管理したり、ワンボタンで設定を複数の端末へ展開する機能を搭載するなど、管理者向け機能の充実が図られた。端末がセキュリティポリシーに準拠しているかどうかも簡単に確認できるため、セキュリティを高く保つことができる。

 そのほかにも、ファイル転送速度が既存の20倍へ高速化(最大200MB/秒)。フレームレートも最大60fpsへと引き上げられるなど、パフォーマンスの強化にも余念がない。また、ちょっとしたメモを相手の画面へ残せるメッセージ機能を搭載するなど、細かい使い勝手の改善も図られている。

ソフトウェア情報

「TeamViewer」Windows版
【著作権者】
TeamViewer GmbH
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人の非商用のみ)
【バージョン】
12.0.70002 Beta(15/11/04)