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タスクトレイの時計を改造する「TTClock」がv3.0に。Windows 10をサポート

時計をタスクバー右端へ表示するオプションなども追加

「TTClock」v3.0
時計をタスクバー右端へ表示するオプションなども追加

 タスクトレイに表示される時計をカスタマイズできるソフト「TTClock」の最新版v3.0が、7日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、Windows 10での動作が新たにサポートされた。[通知]ボタンと入れ替えて、時計をタスクバー右端へ表示するオプションなども追加されている。

 「TTClock」は、タスクトレイに表示される時計を、豊富に用意された設定項目で思い通りにカスタマイズできるソフト。時計の表示に使われるフォントやフォントサイズ、文字色などを変更できるのはもちろん、画像ファイルを使ったユニークな時計を表示することも可能。また、時計以外にもタスクバー、スタートボタン、スタートメニューなどのカスタマイズが行える。

 ただし、Windows 10で「TTClock」v3.0を利用した場合は、スタートボタンの改造が行えない。また、[タスクバーの背景を改造]オプションを利用した際の改造範囲がタスクトレイのみとなる。

 そのほかにも「TTClock」v3.0ではインストーラーの仕様変更や、スタートメニューのカスタマイズツール「Classic Shell」の最新版への対応などが行われた。また、Windows 8以降ではSNTPによる時刻合わせにタスクスケジューラーが利用されるようになっている。

 「TTClock」はWindows XP/Vista/7/8/10およびWindows Server 2003/2008/2008 R2に対応するフリーソフト。ただし、64bit環境ですべての機能を利用したい場合は有償のライセンス(1,800円)を購入する必要がある。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「TTClock」
【著作権者】
原田 千尋 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/10およびWindows Server 2003/2008/2008 R2
【ソフト種別】
フリーソフト(64bit版の一部機能はシェアウェア1,800円)
【バージョン】
3.0(16/11/07)