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小説の執筆・校正校閲・投稿支援の機能も強化された「一太郎2017」を発表

ディープラーニング採用の新変換エンジンを搭載した「ATOK 2017」もバンドル

「一太郎2017」

 (株)ジャストシステムは1日、定番の日本語ワープロソフト“一太郎”シリーズの最新版「一太郎2017」を発表した。「一太郎2017」の主な変更点は、小説執筆向けの機能が強化されること。

 たとえば、文書をテキスト形式で保存したりコピー&ペーストする際に小説投稿サイト向けの書式でルビを出力する機能が追加された。また、校正機能でも小説向けの設定が追加されている。

 さらに文書校正機能で、過剰な指摘を抑制したり、名称変更があった地名を正式名称に変換するといったことが可能になった。また、ディープラーニング採用の新変換エンジンを搭載した「ATOK 2017」もバンドルされる。

 加えて、使い方のタイプを選んだり、質問に答えることで自分に最適な画面構成を作成できる“一太郎オーダーメイド”機能が追加された。3種類の画面構成から選ぶだけの“かんたんオーダー”と、22の質問に答えることで細かく画面構成を設定できる“こだわりオーダー”の2種類の設定方法が用意されている。

 “かんたんオーダー”では、多様な文書作成に対応できるように多くの機能を配置した“使いこなし”、基本機能のみを左右のツールバーに表示する“シンプル”、極限まで機能を省き執筆に集中できる“もの書き”の3つを選択するだけで、画面構成を設定可能。

 一方“こだわりオーダー”では、用途やツールパレット位置、画面のコントラストなどの質問に答えることで、100億通り以上の中から最適な文書作成環境を選ぶことが可能。

 このほか、日時などの告知やコラム、人や物の紹介といった要素をわかりやすく伝えるためのレイアウト枠“きまるフレーム”を搭載。200点のフレームデザインを収録しており、文字や写真などのコンテンツを差し替えたり、フレームを組み合わせるだけで見栄えのする文書を作成できる。さらに、“きまるフレーム”向けのピクトグラムやレイアウト枠の背景画像も224点収録される。

 発売予定日は2017年2月3日で、一通りの機能を備えた「一太郎2017」は通常版が20,000円(税別)、統合グラフィックソフト「花子2017」や音声読み上げソフト「詠太7」などをバンドルした「一太郎2017 プレミアム」は通常版が25,000円(税別)、さらにプレミアムマウス“深紅”などを同梱した「一太郎2017 スーパープレミアム」38,000円(税別)で販売される予定。現在、予約が受け付けられている。

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