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Microsoft、メールを読み取ってリマインダーを自動で登録する機能をCortanaへ追加

まずは米国で。Windows 10だけでなく、iOS/AndroidのCortanaにも導入の予定

公式ブログ“Windows Experience Blog”の記事より引用

 米Microsoft Corporationは9日(現地時間)、メールの内容からリマインダーを自動で作成・登録する機能をパーソナルアシスタント“Cortana”(コルタナ)へ追加したことを明らかにした。公式ブログ“Windows Experience Blog”によると、本機能はWindows 10の“Cortana”ですでに利用が可能。今後数週間以内にiOSとAndroidの「Cortana」でも利用できるようになるという。ただし、当面は米国のみで提供されるようだ。

 今回導入された機能は、同社の研究部門“Microsoft Research”と提携して開発された機械学習技術を利用しており、メールの内容から“約束”や“予定”を自動で認識するという。この認識処理はバックグラウンドで行われるため、ユーザーはいつも通りメールをやり取りするだけでよい。“Cortana”が“約束”や“予定”を検出するとリマインダーが登録され、適切なタイミングで事前通知してくれる。

 なお、本機能を利用するには“Cortana”へのサインインが必要。また、“Cortana”の設定画面でメールへのアクセスを許可する必要がある。現在のところ、サポートされるメールサービスは“Outlook.com”および職場・学校の“Office 365”メールのみだが、他のメールサービスも順次サポートしていくとのこと。

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