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Opera、新デザイン“Reborn”を導入 ~まずは開発版「Opera developer」から

サイドバーの改善やダークテーマなど。ゼロクリックインストーラーもWindowsで導入

「Opera developer」v44.0
本バージョンではサイドバーで“Facebook Messenger”を試すことができる

 ノルウェーのOpera Software ASAは16日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新開発版「Opera developer」v44.0を公開した。本バージョンでは、コードネーム“Reborn”と呼ばれるプロジェクトの一部として、新しいユーザーインターフェイスデザインが導入されている。

 今回導入された新しいデザインでまず目に付くのは、画面左端に設けられたサイドバーだろう。従来の「Opera」でサイドバーが表示されるのは“スピード ダイヤル”画面のみだったが、新しいデザインでは常に表示されるようになる。サイドバーや“スピード ダイヤル”のアイコンは入力に対してアニメーションで反応するが、これは先日プレビューされた「Opera Neon」に由来するデザインだ。

 サイドバーを利用すればブックマークや履歴、“パーソナルニュース”といった頻繁に使う機能へ素早くアクセスすることが可能。将来的にはソーシャルネットワーキングサービスやチャットなどを追加できるようになるとのことで、本バージョンでは“Facebook Messenger”を試すことができる。

 また、新しいデザインではライトテーマとダークテーマが選択できるようになった。“スピード ダイヤル”の設定画面でダークテーマを選ぶと、タブバーが暗色になり、サイドバーと調和したデザインになる。

ライトテーマとダークテーマが選択できるように
起動するだけでダウンロードとセットアップが行えるインストーラーをWindows向けに導入

 今回導入されたデザインはプラットフォーム間で共通化されており、どのOSで利用した場合も同じルック&フィールが楽しめる。また、本バージョンでは起動するだけでダウンロードとセットアップが行える“ゼロクリックインストーラー”が試験導入されているが、これもいずれ他のプラットフォームへ拡大される予定だ。

ソフトウェア情報

「Opera developer」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
44.0(17/02/16)