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Opera、新デザイン“Reborn”を導入 ~まずは開発版「Opera developer」から
サイドバーの改善やダークテーマなど。ゼロクリックインストーラーもWindowsで導入
2017年2月20日 11:20
ノルウェーのOpera Software ASAは16日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新開発版「Opera developer」v44.0を公開した。本バージョンでは、コードネーム“Reborn”と呼ばれるプロジェクトの一部として、新しいユーザーインターフェイスデザインが導入されている。
今回導入された新しいデザインでまず目に付くのは、画面左端に設けられたサイドバーだろう。従来の「Opera」でサイドバーが表示されるのは“スピード ダイヤル”画面のみだったが、新しいデザインでは常に表示されるようになる。サイドバーや“スピード ダイヤル”のアイコンは入力に対してアニメーションで反応するが、これは先日プレビューされた「Opera Neon」に由来するデザインだ。
サイドバーを利用すればブックマークや履歴、“パーソナルニュース”といった頻繁に使う機能へ素早くアクセスすることが可能。将来的にはソーシャルネットワーキングサービスやチャットなどを追加できるようになるとのことで、本バージョンでは“Facebook Messenger”を試すことができる。
また、新しいデザインではライトテーマとダークテーマが選択できるようになった。“スピード ダイヤル”の設定画面でダークテーマを選ぶと、タブバーが暗色になり、サイドバーと調和したデザインになる。
今回導入されたデザインはプラットフォーム間で共通化されており、どのOSで利用した場合も同じルック&フィールが楽しめる。また、本バージョンでは起動するだけでダウンロードとセットアップが行える“ゼロクリックインストーラー”が試験導入されているが、これもいずれ他のプラットフォームへ拡大される予定だ。
ソフトウェア情報
- 「Opera developer」
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 44.0(17/02/16)