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仮想PCソフト「Oracle VM VirtualBox」v5.1.20/v5.0.38が公開、9件の脆弱性を修正
Windows Vista以降のOSにおける自動ログインの不具合なども修正
2017年4月19日 14:42
米Oracle Corporationは18日(現地時間)、オープンソースの仮想PC作成・実行ソフト「Oracle VM VirtualBox」の最新版v5.1.20を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
本バージョンは、現行の安定版であるv5.1系統のメンテナンスアップデート。共有フォルダーやAPI、バグレポート機能に関わる問題が修正された。また、Windows Vista以降のOSにおける自動ログインの不具合も修正されている。
なお、本バージョンには脆弱性の修正も含まれているので注意。今回修正された脆弱性は9件で、“CVSS v3(共通脆弱性評価システム)”のベーススコアは最大で“8.8”。これらの脆弱性は旧版のv5.0系統にも影響するため、同日付けで同系統の最新版v5.0.38もリリースされている。
「Oracle VM VirtualBox」は、デスクトップでx86ベースシステムの仮想マシンを複数作成・実行できるソフト。オープンソースで開発されており、Windows、Mac、Linux、Solarisが公式にサポートされている。Windows版の対応OSは、64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2。
ソフトウェア情報
- 「Oracle VM VirtualBox」Windows版
- 【著作権者】
- Oracle Corporation and/or its affiliates
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.1.20(17/04/18)