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Atlassian、Windows版「SourceTree 2.0」を公開 ~「SourceTree 1.9」より3倍高速

ルック&フィールを刷新の刷新でよりシンプルかつ高速に

「SourceTree」v2.0.19.1

 豪Atlassianは4月27日(現地時間)、「Git」「Mercurial」などの分散型バージョン管理システム(DVCS)をサポートしたGUIクライアントソフト「SourceTree」のWindows向け最新版v2.0を公開した。現在、本ソフトの公式サイトから無償でダウンロードできる。

 「SourceTree」は、「Git」および「Mercurial」のGUIクライアント。グラフィカルで使いやすいユーザーインターフェイスを備えるほか、“Bitbucket”“GitHub”といったプロジェクトホスティングサービスとの連携にも優れる。

 メジャーバージョンアップとなる「SourceTree 2.0」では、ルック&フィールを刷新。ビジュアル要素を削減して画面の構成をシンプルにすることにより、描画性能と使い勝手の向上が図られた。また、「Git」のパフォーマンス強化や、ファイルリストのキャッシュを活用するなどの改善を図った結果、前バージョンの「SourceTree 1.9」に比べて約3倍の速度向上を実現しているという。

「SourceTree 1.9」のビジュアル要素(同社ブログより引用、以下同)
「SourceTree 2.0」のビジュアル要素

 なお、「SourceTree 1.9」以前のバージョンからの自動更新がサポートされていないので注意。「SourceTree 2.0」へアップデートするには、公式サイトからダウンロードしてインストールする必要がある。

ソフトウェア情報

「SourceTree」Windows版
【著作権者】
Atlassian
【対応OS】
Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.19.1(17/04/27)