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高度なフィルター機能を大幅に高速化した「EmEditor」v16.8.0、アンドゥ機能も強化

過去の編集履歴を指定してダイレクトに戻る・進む、インポート・エクスポートも可能

「EmEditor Professional」v16.8.0

 米Emurasoft, Inc.は18日(日本時間)、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v16.8.0を公開した。今回のアップデートでは、[高度なフィルター]機能のパフォーマンスが向上。同社のテストで約12倍ほどの高速化を実現しているという。

 機能面では、アンドゥ・リドゥに履歴機能が追加された。ツールバーの[元に戻す]ボタンと[やり直し]ボタンに新設されたプルダウンメニューを利用すると、編集履歴へアクセスして指定した状態へ直接進んだり戻ったりすることができる。

 また、このプルダウンメニューからは[最近を元に戻す][最近のやり直し][すべて元に戻す][すべてやり直し][元に戻す/やり直しの履歴]コマンドへもアクセスすることが可能。[元に戻す/やり直しの履歴]コマンドを選択すれば、履歴ダイアログを表示してデータをエクスポート・インポートすることもできる。

[元に戻す]ボタンと[やり直し]ボタンにプルダウンメニューが新設される
[元に戻す/やり直しの履歴]ダイアログから編集履歴をエクスポート・インポート

 そのほかにも、[このフォルダから開く][Windows エクスプローラから開く][コマンド プロンプトを開く][パスのコピー]などのコマンドにキーボードショートカットを割り当てられるようになった。たとえば、[Windows エクスプローラから開く]コマンドには既定で[Alt」+[Shift]+[E]キーが割り当てられている。

 「EmEditor Professional」は、64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2012に対応するシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。価格は、1年間の無償バージョンアップが可能な通常ライセンスが4,800円(以降のバージョンアップには年額2,400円の“保守プラン”の購入が必要)、アップデートの提供期間に制限のない永久ライセンスが18,000円となっている。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows Vista/7/8/8.1/10およびWindows Server 2008/2012
【ソフト種別】
シェアウェア(通常ライセンスは4,800円、永久ライセンスは18,000円、30日間の試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
16.8.0(17/05/18)