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“イマーシブ リーダー”が“Outlook.com”やWindows 10版「OneNote」アプリへ導入

ドキュメントをメイン画面いっぱいに読みやすく表示。ハイライト付きの読み上げ機能も

公式ブログ“Office Blogs”

 米Microsoft Corporationは5月31日(現地時間)、公式ブログ“Office Blogs”で、“イマーシブ リーダー”機能をWeb版の「Outlook」、“Outlook.com”、およびWindows 10向け「OneNote」アプリへ導入する計画を明らかにした。

 “イマーシブ リーダー”は、ドキュメントをメイン画面いっぱいに読みやすく表示する機能。フォントの大きさや間隔、テーマをカスタマイズしてドキュメントの可読性を高めたり、当該部分をハイライトさせながらテキストを読み上げることが可能で、一部機能は「Microsoft Edge」のEPUBリーダー機能などにも採用されている。

 もともとは「Microsoft 学習ツール(Microsoft Learning Tools)」と呼ばれる教育支援ツールに搭載されていた機能で、今年2月には“Word Online”と“OneNote Online”に導入され、好評を博していた。そこで今回、“Outlook”にも導入されることになったという。

Web版の「Outlook」や“Outlook.com”へ導入される“イマーシブ リーダー”機能

 編集部では“Outlook.com”への導入をまだ確認できていないが、「Microsoft 学習ツール」のランディングページ下部にある体験コーナーで“イマーシブ リーダー”を実際に試してみることができる。また、Windows 10向け「OneNote」アプリへは6月のアップデートで導入されるという。

「Microsoft 学習ツール」のランディングページで“イマーシブ リーダー”を実際に試してみることができる