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「Visual Studio Code」v1.13が安定版に、D&D編集やミニマップなどがデフォルトで有効化
HTML/CSSの入力補完機能「Emmet」も強化
2017年6月12日 15:52
米Microsoft Corporationは8日(日本時間)、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」v1.13.0を安定版として公開した。Windows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能を用いてアップデートすることもできる。
本バージョンでは、拡張機能の自動更新やドラッグ&ドロップによる選択テキストの移動、ミニマップといった、搭載されていたものの初期状態で無効化されていた機能がデフォルトで有効化された。設定ファイルを編集しなくても、インストール直後の状態から利用できる。
また、複数カーソル機能を利用する際の修飾キーを[Alt]キーから[Ctrl]キーへ変更する機能が追加。「Subline Text」や「Atom」から移行してきたユーザーにはうれしい機能追加といえるだろう。
さらに、HTML/CSSの入力補完機能「Emmet」(「Zen Coding」の後継)の挙動が改善。インデントするつもりで[Tab]キーを押すと意図せず「Emmet」が展開してしまう問題や、「Emmet」の展開を意図しているのにサジェストリストの項目が入力されてしまう問題を解決した新しい「Emmet」が導入されている。この新しい「Emmet」は、設定ファイルの“emmet.useNewEmmet”を“true”に書き換えることで利用が可能。
そのほかにも、「Git」のマージでコンフリクトを簡単に処理する機能、“IntelliSense”で入力補完する際にドキュメントを参照する機能、マルチカーソルやネストをサポートした拡張スニペット、カラーテーマ機能の拡充などが行われた。デバッガーのパフォーマンス向上や、スクリーンリーダー「NVDA」のサポート強化も図られている。
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— Visual Studio Code (@code)2017年6月8日
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」安定版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10およびMac/Linux
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.13.0(17/06/08)