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Macのようにスペースキーですばやくファイルをプレビュー ~「Quick Eye」v2.0が公開

複数ファイルの比較プレビューに対応。WICサポートでプレビュー可能な画像も拡充

「Quick Eye」版v2.0

 スペースキーですばやくファイルをプレビューできるツール「Quick Eye」の最新版v2.0が、17日(日本時間)に公開された。Windows 10 Anniversary Update以降に対応しており、現在“Microsoft ストア”からダウンロード可能。価格は480円(税込み)で、無償での試用も行える。

 「Quick Eye」は、macOSのファイルプレビュー機能“Quick Look(クイックルック)”をWindowsで再現したツール。スペースキーを押すだけで選択したファイルの内容をプレビューすることが可能で、わざわざ専用ソフトを起動しなくても手軽にファイルの内容をチェックすることができるのが便利。画像だけでなく、テキストファイルやオフィス文書など、Windowsでプレビューがサポートされているファイルならばなんでもプレビューできる。

 メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、複数のファイルを選択してプレビューする“比較プレビュー”がサポートされた。連写した写真を見比べたいといった場合に役立つだろう。また、フォルダーをプレビューする際、その中に含まれるファイルをサムネイル表示する機能が追加。フォルダーにどんなファイルが入っているのかを簡単にチェックできるようになった。サムネイルのサイズは[Ctrl]+[+][-]キーやマウスホイールで拡大・縮小可能で、サムネイルをダブルクリックすれば当該ファイルをプレビューすることもできる。

複数のファイルを選択してプレビューする“比較プレビュー”がサポート
サムネイルをダブルクリックすれば当該ファイルをプレビューすることも
フォルダーにどんなファイルが入っているのかを簡単にチェック

 そのほかにも、画像のレンダリングにGPUを活用するようになった結果、読み込みと描画にかかる時間が短縮された。特にファイルサイズの大きな画像を読み込んだ場合に速度向上を体感できるという。また、「Susie」プラグインに加え、“Windows Imaging Component(WIC)”をサポート。サードパーティーが提供するコーデックが利用可能になったほか、追加のプラグインなしでデジタルカメラのRAWイメージをプレビューできるようになった。

ソフトウェア情報

「Quick Eye」
【著作権者】
(株)クライアントサイド
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
ダウンロード販売 480円(税込み)
【バージョン】
2.0(17/06/17)