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「Wireshark」の新しい安定版v2.4.0が公開 ~オープンソースのプロトコルアナライザー

MSIパッケージを実験的に提供。全画面表示や多くの新しいプロトコルをサポート

「Wireshark」v2.4.0

 Wireshark Foundationは19日、オープンソースのパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版v2.4.0を公開した。これまでのv2.2.x系統に代わる新しい安定版となる。

 「Wireshark」v2.4.0では従来の「NSIS(Nullsoft Scriptable Install System)」インストーラー(.exe)に加え、「Windows インストーラー」パッケージ(.msi)が実験的に提供される。ただし、すでに「NSIS」でインストールされている場合は、「Windows インストーラー」を利用する前にアンインストールしておく必要があるので注意(逆もまた同様)。また、「GTK+」で開発されたレガシーユーザーインターフェイスは初期状態で無効となった。利用したい場合は、インストーラーで明示的に導入オプションを有効化する必要がある。

 そのほかにも、多くのパケットを効率的に閲覧するため[F11]キーで全画面表示する機能が導入された。また、多くのプロトコルが新たにサポートされている。

 「Wireshark」はWindows/Mac/Linuxなどに対応しており、現在ソースコードとWindows/Mac向けのインストーラーが本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。また、Windows向け最新安定版のインストーラーは窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows Vista/7/8/10およびWindows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2/2016
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.4.0(17/07/19)