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Google、「Google Chrome 70」のセキュリティアップデートを公開

JavaScriptエンジン「V8」で発見された深刻度“Medium”の脆弱性など3件

「Google Chrome」v70.0.3538.102

 米Googleは11月9日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v70.0.3538.102を公開した。本バージョンは脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 今回のアップデートで修正された脆弱性は、JavaScriptエンジン「V8」で発見された範囲外のメモリアクセスの欠陥(CVE-2018-17478)など3件。“CVE-2018-17478”の深刻度は、同社基準で4段階中上から3番目の“Medium”と判定されている。そのほかにも、内部監査とファジング(さまざまなデータを送り、その挙動から不具合を検出するテスト手法)によって発見された欠陥が修正された。

 「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10に対応する。自動更新機能でアップデートすることもできるが、長期間起動したままで利用している場合や、アップデートを自分で管理している場合は、最新版への更新を怠らないようにしたい。