NEWS(09/08/27 17:35)
「Google Earth」で国際宇宙ステーションから今見えている景色をシミュレート
先日帰還した若田光一宇宙飛行士の気分になって、美しい地球を堪能しよう
(株)鳥人間は21日、7月19日に日本の実験棟“きぼう”が完成した国際宇宙ステーションから今見えている景色を「Google Earth」でシミュレートできるKMLファイル“position.kml”を無償公開した。最新版の「Google Earth」に対応しており、編集部にて「Google Earth」v5.0.11733.9347で動作確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。
“position.kml”を開くと、「Google Earth」のサイドバーにある“場所”画面の“保留”ツリーへ“ISS Live”項目が追加される。“ISS Live”項目内の“Start Flying”をダブルクリックすれば、シミュレートが始まる仕組み。
シミュレートが開始されると、国際宇宙ステーションの現在位置から見た地球が表示されるとともに、巨大な宇宙船が発する低音のノイズが流れ出す。シミュレート中は見る方向をドラッグで変更可能だ。
シミュレートする際はよりリアルな景色を楽しむため、余計な“レイヤ”はすべてOFFにし、“天気”-“雲”レイヤをONにするほか、「Google Earth」の[表示]メニューから[大気圏][太陽][水面]項目をONにしておくのがオススメ。先日帰還した若田光一宇宙飛行士の気分になって、美しい地球を堪能しよう。