NEWS(09/10/20 16:44)

「Windows Live Writer」の開発チームが“WordPress”専用プラグインを公開

ブログのタイトルを変更できる機能、コメントを管理する機能などを備える

ブログのタイトルとキャッチフレーズを変更できる機能ブログのタイトルとキャッチフレーズを変更できる機能

投稿されたコメントを管理する機能投稿されたコメントを管理する機能

ブログへ記事を投稿する際にカスタムフィールドを編集できる機能ブログへ記事を投稿する際にカスタムフィールドを編集できる機能

 米Microsoft Corporationの「Windows Live Writer」開発チームは19日(現地時間)、ブログ投稿ソフト「Windows Live Writer」をブログエンジン“WordPress”を利用して運用されているブログと連携させるプラグイン「WordPressPlugin」を公開した。編集部にて、Windows Vista上の「Windows Live Writer」Build 14.0.8089.726 jaで動作を確認した。現在、同チームの公式ブログからダウンロードできる。

 本プラグインは、9月26日に行われた“WordPress”のユーザーイベント“WordCamp Seattle”に向けて、「Windows Live Writer」の開発チームが制作した“WordPress”専用のプラグイン。もともと「Windows Live Writer」はオフラインでWSYWIG編集が可能な上、“WordPress”の独自機能を積極的にサポートするなど“WordPress”との相性がよい。しかし、ソフト自体の認知度はまだまだ低いため、「Windows Live Writer」を“WordPress”ユーザーにより広く知ってもらうためのデモとして本プラグインが制作されたとのこと。

 本プラグインは3つの機能をもっている。1つ目は、ブログのタイトルとキャッチフレーズを変更できる機能。とくにブログのキャッチフレーズは、ミニブログサービス“Twitter”から最新のつぶやきを取得して設定できるのが面白い。

 2つ目は、投稿されたコメントを管理する機能。最新のコメント、未承認のコメント、スパムコメントをタブで切り替えて閲覧できるほか、スパムマークをつけたり削除することも可能。

 3つ目は、ブログへ記事を投稿する際にカスタムフィールドを編集できる機能で、ブログのテンプレートに埋め込み表示するためのPHPスクリプトを生成する機能も備える。ただし、編集部で試用したところ、正常に動作しなかった。

 なお、本プラグインはDLLファイルとして配布されており、ソースコードも公開されている。利用するには、「Windows Live Writer」のプラグインフォルダへDLLファイルをコピーしよう。通常、プラグインフォルダは“C:\Program Files\Windows Live\Writer\Plugins”となっているので、そこへコピーすればよい。

【著作権者】
Brandon Turner 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(09/10/19)

(柳 英俊)