NEWS(09/11/17 14:15)

MS公式アプリ配信“Marketplace”の日本語版がWindows Mobile 6/6.1で利用可能に

クライアントソフトが公開、ソフトのダウンロードや購入が可能

“Windows Marketplace for Mobile”“Windows Marketplace for Mobile”

 米Microsoft Corporationは16日(現地時間)、同社が提供するWindows Mobile搭載端末向けソフトウェア・コンテンツ配信サービス“Windows Marketplace for Mobile(以下、Marketplace)”の、Windows Mobile 6/6.1向けクライアントを公開した。現在、同社のモバイル向けWebサイトからダウンロードできる。ダウンロードページは英語だが、クライアントは日本語を含む多言語に対応している。

 Marketplaceの日本版も開設されており、PC向けのWebサイトではソフトの紹介を閲覧できるほか、本クライアントをインストールしたWindows Mobile端末からはダウンロード・インストールが可能。ソフトは“コミュニケーション”“ツール”“ゲーム”などのカテゴリーに分かれており、カテゴリーによってはさらにサブカテゴリーが用意されている。ソフトの登録数は執筆時現在において36本で、とくにゲームが13本と多くを占める。端末上から有償ソフトの購入も可能で、決済はクレジットカードのみ。

 現在のラインナップとしては、「MZ3」「さいすけ2007」「Agenda One」や“SPB”シリーズといった国内外の定番オンラインソフトに加え、「麻雀上海」「パズルボブル」といった、Marketplaceへの参入を表明したコンテンツプロバイダーが提供するゲームなどもダウンロード・購入できる。なお、ソフトのダウンロードや購入にはLive IDが必要。

 国外では10月にWindows Mobile 6.5搭載端末が発売され、Marketplaceの利用が可能だった。日本におけるWindows Mobile 6.5搭載端末の登場は12月上旬とされており、これに先だって既存の端末でMarketplaceを利用可能になった形だ。

ソフトはカテゴリー別に探すことができる。トップページには検索欄も用意されているソフトはカテゴリー別に探すことができる。トップページには検索欄も用意されている

ソフトの購入も可能ソフトの購入も可能

ダウンロード・購入したソフトの管理や評価ができるダウンロード・購入したソフトの管理や評価ができるダウンロード・購入したソフトの管理や評価ができる

「Windows Marketplace for Mobile」(クライアント)

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows Mobile 6/6.1
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1.1109.0000(09/11/16)

(中村 友次郎)