NEWS(09/11/26 14:46)

MS、クラウドサービス“Azure”の開発コンテスト“Cloud Bootstrap”を開催

“new CloudApp()”に続く第二弾、設置時間を競うタイム アタック部門が追加

“Cloud Bootstrap”のWebサイト“Cloud Bootstrap”のWebサイト

 マイクロソフト(株)は、クラウドコンピューティングの次世代プラットフォーム“Azure Services Platform”向けの開発コンテスト“Cloud Bootstrap”を開催している。

 本コンテストは6月に開催された“new CloudApp()”に続く、“Azure”アプリケーションの開発コンテスト第二弾。今回は、これまでの“アプリケーション開発部門”に加え、新たにアプリケーションをクラウド上へ設置(デプロイ)するのに要する時間を競う“タイム アタック”部門が新設されている。

 本部門は、実際に“Azure”アプリケーションのデプロイを体感してもらうことを目的にしており、自分で開発したアプリケーションはもちろん、後日用意される予定のサンプルアプリケーションをデプロイしてもよい。同社によるとデプロイ作業はものの数分で完了するとのこと。アプリケーションのデプロイが完了したら、アプリケーションのURLなどとともに、作業にかかった時間を“秒”単位でWebフォーム上から申請すれば登録作業は完了だ。

 応募期限は12月31日(木)の正午までとなっており、日本在住の開発者であれば誰でも応募可能。結果は2010年2月23日から開催される技術者向けカンファレンス“Microsoft Tech・Days 2010”で発表され、表彰も同時に行われる。

 なお同社によると、現在“Windows Azure”アカウントの取得に必要な“Invitation Token”の発行に時間がかかっているという。コンテスト参加予定者で“Invitation Token”の入手に時間がかかっている人は、直接事務局まで問い合わせてほしいとのこと。

(柳 英俊)