NEWS(10/11/08 14:24)

すでに攻撃が始まっている脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」v10.1.102.64

最悪の場合システムをコントロールされる恐れがある脆弱性を修正

 米Adobe Systems Incorporatedは4日(現地時間)、Webブラウザー上でFlashコンテンツを再生するためのプラグイン「Adobe Flash Player」の最新版v10.1.102.64を公開した。最新版の主な変更点は、10月28日に公表され、すでに攻撃が始まっている致命的な脆弱性を修正したこと。

 同脆弱性は、「Adobe Flash Player」v10.1.85.3以前に存在し、同社による基準で深刻度が4段階中最も高い“Critical”に分類されている。最悪の場合システムをコントロールされる恐れがあり、同社はすべてのユーザーにアップデートすることを推奨している。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.1.102.64(10/11/04)

(長谷川 正太郎)