NEWS(10/11/19 18:55)

Evernote、検索機能を強化した「Evernote for Windows」v4.0.2を公開

日本語入力時にカーソル位置で確定前の文字列を表示する“インライン入力”が可能

「Evernote for Windows」v4.0.2.3162「Evernote for Windows」v4.0.2.3162

 Evernote Corporationは18日、インターネットのサーバー上に、さまざまな形式のメモを格納できるクラウド型のサービス“Evernote”のWindows版クライアント「Evernote for Windows」の公式バージョンアップ版となるv4.0.2を公開した。最新版の主な変更点は、検索キーワードをハイライト表示できるようになるなど検索機能を強化したこと。

 検索欄に文字列を入力してノートを絞り込んだ際に、検索された文書内の該当する文字列が黄色くハイライト表示されるようになった。ハイライト表示はOCR機能でテキスト化された画像上でも適用される。なお、編集部にて試用したところ、日本語で検索した際に検索文字列に合致しない部分までハイライトされることがあったが、検索自体は正常に行われた。

 また、選択したノート内をテキスト検索する機能も追加された。ノート内の検索機能は[Ctrl]+[F]キーなどで呼び出すことが可能。

 さらに、日本語入力時の挙動が改善された。「Evernote for Windows」v4.0.0.2880では、ノートに日本語を入力しようとすると変換が確定するまで本ソフトのウィンドウの外に入力した文字列や変換候補が表示されていたが、本バージョンではカーソル位置で確定前の文字列や変換候補を表示するいわゆる“インライン入力”が可能になった。

選択したノート内をテキスト検索選択したノート内をテキスト検索

“インライン入力”が可能に“インライン入力”が可能に

カラムをカスタマイズカラムをカスタマイズ

 そのほか、ノート一覧をリスト形式で表示した際のカラムをカスタマイズできるようになった。これにより、標準で表示される“題名”“タグ”“更新日時”などに加えて“ソースのURL”“緯度”“経度”といったカラムを表示させることが可能。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
4.0.2.3162(10/11/18)

(長谷川 正太郎)