NEWS(11/04/21 17:38)

「RealPlayer」に“Highly critical”の脆弱性、最新版で修正済み

クロスドメインスクリプティングとヒープオーバーフローに関する脆弱性を修正

「RealPlayer」v14.0.3.647「RealPlayer」v14.0.3.647

 RealNetworks, Inc.は13日、同社製のメディアプレイヤー「RealPlayer」の最新版v14.0.3.647を公開した。最新版の主な変更点は、デンマークのセキュリティベンダーSecuniaの評価で深刻度が5段階中2番目に高い“Highly critical”と評価された2件の脆弱性を修正したこと。

 修正された脆弱性のうち1件は、クロスドメインスクリプティングに関する脆弱性により、ローカルのHTMLファイルを読み込んだ際にリモートでコードを実行される恐れがあるというもの。またもう1件は、IVR(Internet Video Recording)ファイルを読み込んだ際のヒープオーバーフローに関する脆弱性となっている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
RealNetworks, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
14.0.3.647(11/04/13)

(長谷川 正太郎)