NEWS(11/04/27 15:32)

「VVAULT」v1.0.2が公開、「Windows Home Server 2011」でも無償で利用可能に

どれだけ巨大な仮想ドライブを構築できるかを競う“VVAULTチャレンジ”も開催

“第1回VVAULTチャレンジ”のお知らせページ“第1回VVAULTチャレンジ”のお知らせページ

 (株)オレガは27日、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT」の最新版v1.0.2を公開した。今回の主な変更点は、コンシューマーOS限定の無償ライセンス“Personal”版が「Windows Home Server 2011」でも利用可能になったこと。

 「Windows Home Server 2011」(以下、WHS2011)は、家庭・ホームオフィス向のサーバーOS“Windows Home Server”の最新版で、現在MSDN/TechNetサブスクリプション経由で入手可能。一般への提供開始は5月21日が予定されている。

 WHS2011はWindows Server 2008 R2ベースの64bit OSとなり、メディアストリーミング機能やリモートアクセス機能、バックアップ機能などが大幅に強化されたが、旧バージョンに搭載されていた複数ディスクをひとまとめにする機能“Drive Extender”は省かれてしまった。本ソフトは、その“Drive Extender”機能の代わりとして役立ちそうだ。

 ただし、ダッシュボードへの統合については現在非対応であるなど、一部機能に制限があるので注意。

 また同社では、巨大仮想ドライブの構築を競うコンテスト“第1回VVAULTチャレンジ”を同日より開催している。応募期間は5月15日の24時までで、勝者にはインテル製の最新SSDや大容量NASなどの豪華商品が贈られる。詳細については、下記リンクにある同社の公式ブログの記事を参照してほしい。

 「VVAULT Personal」は、Windows XP/Vista/7および同64bit版とWindows Home Server 2011に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。体験版に位置付けられる「VVAULT Basic」から、同社Webサイトで発行される無償ライセンスでアップグレードできる。

「VVAULT Personal」

【著作権者】
(株)オレガ
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Home Server 2011/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.2(11/04/27)

(柳 英俊)