NEWS（11/06/08　15:43）

　Wireshark Foundationは7日、パケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」のメジャーバージョンアップとなるv1.6.0の正式版を公開した。今後、安定版はv1.4系統からv1.6系統へ、開発版はv1.7系統へと移行される。

　前の安定版であるv1.4系統からの主な変更点は、2GBを超える巨大なファイルへの対応が改善されたことや、SSL通信のセッションキーをファイルとしてエクスポート可能になったこと、［Ctrl］＋［,］キーまたは［Ctrl］＋［.］キーでTCP/UDPセッションを戻ったり進んだりできるナビゲート機能が追加されたことなど。そのほか、約40種類もの新しいプロトコルが追加でサポートされている。

　本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。