NEWS(11/06/20 15:15)
The Document Foundation、「LibreOffice」v3.3シリーズの最新版v3.3.3を公開
安定性とセキュリティを向上
The Document Foundation(以下、TDF)は16日、「OpenOffice.org」から派生したオープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の安定版v3.3シリーズの最新版となるv3.3.3を公開した。最新版の主な変更点は、いくつかの不具合が修正され安定性が向上したほか、セキュリティが向上していること。
「LibreOffice」は3日に、さまざまな改良が施されたv3.4シリーズの最初の正式版となるv3.4.0が公開されていた。しかし、v3.4.0は正式版であるものの、コミュニティのメンバーや熟練したユーザー向けのリリースと位置付けられており、法人や組織での導入は推奨されていないため、v3.3シリーズもメンテナンスが続けられていた。TDFによると、v3.3シリーズは最も安定しているバージョンとして2011年の末までメンテナンスが行われる予定とのこと。
「LibreOffice」v3.3.3は、Windows 2000/XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在TDFのWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、一部機能の利用には「Java Runtime Environment (JRE)」が必要。
- 【著作権者】
- LibreOffice contributors and/or their affiliates
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.3.3(11/06/16)