NEWS(11/10/03 14:01)
「Microsoft Security Essentials」が「Google Chrome」を誤削除する問題が発生
壊れた「Google Chrome」は自動更新で修復可能、「MSE」の定義ファイルは修正済み
米Google Inc.は1日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v14.0.835.187を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
同社によると、マイクロソフト製の無償ウイルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials」(以下、「MSE」)が「Google Chrome」の一部ファイルを“PWS:Win32/Zbot”と呼ばれるマルウェアであると誤検知してしまう問題が、9月30日(現地時間)から発生していた。「MSE」の警告に従って誤検知されたファイルを削除すると、「Google Chrome」が正常に動作しなくなる。
同社では24時間以内に対策済みのバージョンを公開するとしており、本バージョンはその対策版となる。「Google Chrome」が「MSE」によって破壊されてしまった場合は、本バージョンへのアップデートで修復が可能。自動アップデートが有効であれば、とくにユーザー側で必要な作業はない。また、同様の修正を施したベータ版v15.0.874.58もリリースされており、同社のWebサイトからダウンロードできる。
なお、この問題は「MSE」の最新定義ファイルを適用済みの場合は発生しないとのこと。
「Google Chrome」安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 14.0.835.187(11/10/01)
「Google Chrome」ベータ版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 15.0.874.58 beta-m(11/10/01)