NEWS(11/10/03 15:18)
同音異義語のヘルプ機能を備えた「Google 日本語入力」最新安定版v1.2が公開
入力ミスを指摘して正しい変換候補を教えてくれるスペルコレクション機能も搭載
米Google Inc.は9月30日(日本時間)、日本語入力システム「Google 日本語入力」の最新正式版v1.2.825.0を公開した。Windows XP/Vista/7および64bit版のVista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。また、本ソフトがすでにインストールされている場合は、順次自動でアップデートされる。
本バージョンでは、3つの新しい機能が追加された。1つ目は“スペルコレクション”機能で、ローマ字入力の履歴から正しい変換候補を学習することが可能。たとえば“まdのもり”と誤って入力しても、過去に“窓の杜”という入力履歴があれば、“<もしかして>”という表示とともに正しい変換候補“窓の杜”をサジェストしてくれる。
2つ目は、郵便番号を“郵便番号と住所”へ変換する機能。たとえば、“102-0075”を変換すると、“102-0075 東京都千代田区三番町”という変換候補がが変換ウインドウへ現れる。これまでも「Google 日本語入力」は郵便番号を住所へ変換する機能を備えていたが、“郵便番号と住所”をセットで入力したい場合はこの機能を利用する方が便利だ。
3つ目は同音異義語のヘルプ機能で、変換候補に複数の同音異義語がある場合、その意味と用例をポップアップ表示することが可能。変換候補の右側に青色の帯が表示されている場合、それを選択するとヘルプウィンドウが表示される仕組みで、同音異義語の使い分けをサポートしてくれる。
そのほか、Web上のデータをもとにした変換辞書のアップデートや不具合修正なども施されている。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2.825.0(11/09/30)