NEWS(11/12/20 12:29)

Twitterなどへ直接投稿できるキャプチャーソフト「SnapCrab for Windows」正式版

“Aero”ウィンドウの影や半透明ウィンドウに対応

「SnapCrab for Windows」v1.0.0「SnapCrab for Windows」v1.0.0

 フェンリル(株)は20日、IEや「Sleipnir」用のプラグインとして提供されているキャプチャーソフト“SnapCrab”の単体起動版となる「SnapCrab for Windows」の正式版を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「SnapCrab for Windows」は、デスクトップの全体や指定範囲のスクリーンショットを撮影できるタスクトレイ常駐型ソフト。キャプチャーした画像をTwitterやFacebook、Evernoteへ直接アップロードできるのが特長で、スクリーンショットを共有したい場合に便利。

ウィンドウの影を含めたり、背景色を敷いて撮影ウィンドウの影を含めたり、背景色を敷いて撮影

 また設定により、ウィンドウを指定してスクリーンショットを撮影する際に“Aero”ウィンドウの影を含めたり、ウィンドウの背景に指定した背景色を敷いて裏側にある別のウィンドウや壁紙が見えないようにすることも可能。さらに、ウィンドウの透明部分をPNG画像のアルファチャンネルとして再現し、Webページへ掲載する際などに背景色が透けるようにすることが可能。

 スクリーンショットを撮影する操作は、ホットキーのほか、タスクトレイアイコンの右クリックメニューやIME風のティッカーが用意されている。任意の矩形範囲をドラッグで指定してスクリーンショットを撮影する場合には、マウスカーソル付近を拡大したプレビュー画面がタスクトレイの上部へ表示され、細かい位置の指定が可能。

IME風のティッカーIME風のティッカー

マウスカーソル付近を拡大したプレビュー画面マウスカーソル付近を拡大したプレビュー画面

ウィンドウを指定した際のプレビューウィンドウを指定した際のプレビュー

 また、ウィンドウを指定する場合は1つのウィンドウを指定するだけでなく、指定したウィンドウの親となるウィンドウを含めて撮影することも可能。また、タスクトレイやティッカーから操作してウィンドウをキャプチャーする際には、タスクトレイの上部へプレビューが表示されるほか、設定によりマウスを静止させたのち指定秒経過してから撮影を行うことも可能。

 スクリーンショットは、デスクトップや指定したフォルダへPNG/JPEG/GIF形式で保存するほか、クリップボードへコピーできる。また、表示サイズの最大幅や高さ、縮小率を設定しておけば、自動で縮小して保存可能。

スクリーンショットをクリップボードへ保存可能スクリーンショットをクリップボードへ保存可能

表示サイズの最大幅や高さ、縮小率を設定できる表示サイズの最大幅や高さ、縮小率を設定できる

 さらに、1回スクリーンショットを撮影したあと、[Ctrl]キーを押すことで同じ範囲を連続で撮影する機能や、マウスカーソル位置の色情報を表示して[Ctrl]キーでクリップボードへコピーする機能も備える。

 なお、IE版の「SnapCrab for IE」は本ソフトに統合され、本ソフトのインストールと同時に「SnapCrab for IE」もインストールされる仕様になっている。

【著作権者】
フェンリル(株)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(11/12/20)

(長谷川 正太郎)