NEWS(11/12/20 17:28)

「IrfanView」v4.32が公開、WebP/PDN/XCFの各フォーマットを新たにサポート

そのほか透かしを挿入する機能やズーム機能の改善が盛り込まれる

「IrfanView」v4.32「IrfanView」v4.32

 多機能でありながら軽量な老舗の画像ビューワー「IrfanView」の最新版v4.32が、15日に公開された。Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応する非商用利用時は寄付歓迎のフリーソフトで、商用利用時はライセンス(12米ドルなど)の購入が必要。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 v4.32では、Googleが提唱するWebでの利用に適した画像フォーマット“WebP”をはじめ、「Paint.NET」のファイル形式“PDN”、「GIMP」のファイル形式“XCF”が新たにサポートされた。別途配布されている「IrfanView PlugIns」を導入することで、これらの形式の画像ファイルを表示できるようになる。また、“WebP”形式に関しては保存も可能で、さまざまな画像形式を“WebP”形式へ変換するコンバーターとしても利用可能だ。

 そのほか、画像にウォーターマーク(透かし)を挿入する機能、一括リネームの際にテストを行う機能、ズームボタンで利用できる表示倍率をあらかじめ複数登録できる機能などが新たに搭載された。また、サムネイル画面で顔認識が利用可能になるプラグインが新たに追加されている。

画像にウォーターマーク(透かし)を挿入する機能画像にウォーターマーク(透かし)を挿入する機能

ズームボタンで利用できる表示倍率をあらかじめ複数登録できる機能ズームボタンで利用できる表示倍率をあらかじめ複数登録できる機能

【著作権者】
Irfan Skiljan 氏
【対応OS】
Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用のみ、寄付歓迎、商用利用時は12米ドルなど)
【バージョン】
4.32(11/12/15)

(柳 英俊)