NEWS（12/06/05　14:24）

　クロスプラットフォーム対応のWebサーバーソフト「Abyss Web Server」の最新版v2.8が、5月31日に公開された。本バージョンでは、IPv6およびリバースプロキシが新たにサポートされている。

　「Abyss Web Server」は、Windows/Mac OS X/Linuxに対応するコンパクトなWebサーバーソフト。SSL/TLS接続機能やオンザフライでのHTTP圧縮のほか、CGI/FastCGI、ISAPI、ASP/ASP.NETを利用したコンテンツの動的生成、URLリライト、ユーザー・グループによるアクセス制御、帯域制限などといった機能に対応する。また、多言語対応のWeb管理インターフェイスを備えており、設定が比較的容易であることも特長のひとつ。

　「Abyss Web Server」には、無償版の「Abyss Web Server X1」と、バーチャルホスト機能をサポートした有償の上位版「Abyss Web Server X2」（年間59.95米ドルなど）の2つがラインナップされており、どちらも同社のWebサイトからダウンロード可能。また、無償版の「Abyss Web Server X1」は、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。