NEWS(12/07/10 15:56)
「Google Chrome」ベータ版がv21へ、プラグインなしでカメラ・マイクへアクセス可能に
“Google クラウド プリント”が「Chrome Frame」の印刷ダイアログへ統合
米Google Inc.は9日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v21.0.1180.15を公開した。Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X版やLinux版および「Chrome Frame」についても、それぞれ最新版が用意されている。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、新たに“getUserMedia”APIへ対応した。本APIを利用すると、サードパーティ製のプラグインやランタイムを必要とせず、Webブラウザーから直接カメラやマイクへアクセスできる。本APIのサポートは、Webブラウザー同士によるP2P通信を利用したリアルタイムなコミュニケーションの実現を目指すWeb標準規格“WebRTC”のサポートへ向けた第一歩となる。
そのほかにも、“Google クラウド プリント”が「Google Chrome」の印刷ダイアログへ統合されており、以前よりもシームレスに扱えるようになった。
また同日、開発(Dev)版もv22へバージョンアップされているが、こちらはJavaScriptエンジン"V8”のアップデートと不具合の修正のみとなっている。
「Google Chrome」ベータ版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 21.0.1180.15 beta-m(12/07/09)