NEWS(12/11/07 14:56)
「Adobe Flash Player 11.5」「Adobe AIR 3.5」が正式公開、全7件の脆弱性を修正
Windows 8の「Internet Explorer 10」向けセキュリティ更新プログラムも提供
米Adobe Systems Incorporatedは6日(現地時間)、「Adobe Flash Player 11.5」および「Adobe AIR 3.5」の正式版を公開した。現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。
機能の追加は開発者向けのものがメイン。「Adobe Flash Player 11.5」ではワーカー間でメモリを共有できる“Shared ByteArray”に対応するほか、リリースビルドでもスタックトレースが出力できるようになる。加えて「Adobe AIR 3.5」ではAndroid 4.1(Jelly Bean)がサポートされたほか、ANE (ActionScript Native Extensions) をパッケージングする際にサードパーティー製の静的ライブラリを含めたり、iOSで複数のSWFをロードできるようになるなどの機能拡張が施されている。
また、本バージョンでは任意コードの実行を許す恐れのある致命的な脆弱性が7件修正された。更新プログラムの適用優先度は、Windows版「Adobe Flash Player」で可能な限り迅速なアップデート(72時間以内)が必要な“1”、Mac OS X版の「Adobe Flash Player」で“2”、それ以外は緊急性の低い“3”判定されている。
なお、Windows 8の「Internet Explorer 10」向けには、v11.3.376.12がセキュリティ更新プログラムとして“Windows Update”およびMicrosoftのダウンロードセンターで提供される。
「Adobe Flash Player」Windows版
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 11.5.502.110(12/11/06)
「Adobe AIR」
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.5.0.600(12/11/06)