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“HSPプログラムコンテスト2012”の審査結果が発表

3DアクションRPG「魔導神器」が総合最優秀賞を受賞

“HSPプログラムコンテスト2012”の公式サイト
「魔導神器」

 HSPプログラムコンテスト2012 実行委員会は1日、“HSPプログラムコンテスト2012”の審査結果を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテスト。10年目を迎えた今年は、昨年を上回る310作品の応募作品のなかから、85作品が入賞作品として選ばれた。

 応募作品全体のなかで最も優秀な作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”には、Arue氏作の3DアクションRPG「魔導神器」が選ばれた。同作品は、見習い魔導師の“コロナ”が入るたびに地形の変化するダンジョンを探索するという内容。また同作品は、“株式会社アクティブゲーミングメディア PLAYISM賞”も受賞している。

 「HSP」の機能をすべて活用できる“一般部門”の優秀賞には、ゲーム制作サークルIzumi Creaters Meeting作の、“元禄赤穂事件”を題材としたRTS「忠臣四十七士」が選ばれた。「HSPTVブラウザ」上で動作させるといった制限がある“HSPTV部門”の優秀賞には、トレストイナ氏作の「節電迷路」が選ばれている。

 今年新設された“HSP3Dish部門”の優秀賞には、@taigoooo氏作の「部長の印」が選ばれている。同作品は、Android版が“Google Play”で公開されている。そのほか“(株)Impress Watch・窓の杜賞”には、「HSP de 自動着色」「GameBookCompiler」「ALPHA MANEUVER」が選ばれている。受賞作品を含むコンテストの応募作品は、“HSPプログラムコンテスト2012”の公式サイトから無料でダウンロードできる。

(加藤 達也)