ニュース
「Google Chrome」v23.0.1271.97が公開、“Critical”1件を含む6件の脆弱性を修正
同梱の「Adobe Flash Player」プラグインも更新
(2012/12/12 15:40)
米Google Inc.は11日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v23.0.1271.97を公開した。本バージョンでは、同社の基準で深刻度が4段階中もっとも高い“Critical”に分類された脆弱性1件を含む全6件の脆弱性が修正されている。
深刻度“Critical”に分類された脆弱性は、履歴のナビゲーションでアプリケーションがクラッシュするというもの。そのほかの脆弱性は、深刻度が4段階中2番目に高い“High”が3件、3番目に高い“Medium”が2件。加えて、同梱の「Adobe Flash Player」プラグインが更新され、3件の脆弱性が解消された。
そのほかにも、一部のプラグインが動作しなくなる不具合や、Windows 8環境においてシステムレベルでインストールした「Google Chrome」が起動しない不具合などが修正されている。
「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版および「ChromeFrame」にも最新版が提供されており、同じく同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Google Chrome」Windows向け安定版
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 23.0.1271.97(12/12/11)