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「Google Chrome」v23.0.1271.97が公開、“Critical”1件を含む6件の脆弱性を修正

同梱の「Adobe Flash Player」プラグインも更新

「Google Chrome」v23.0.1271.97

 米Google Inc.は11日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v23.0.1271.97を公開した。本バージョンでは、同社の基準で深刻度が4段階中もっとも高い“Critical”に分類された脆弱性1件を含む全6件の脆弱性が修正されている。

 深刻度“Critical”に分類された脆弱性は、履歴のナビゲーションでアプリケーションがクラッシュするというもの。そのほかの脆弱性は、深刻度が4段階中2番目に高い“High”が3件、3番目に高い“Medium”が2件。加えて、同梱の「Adobe Flash Player」プラグインが更新され、3件の脆弱性が解消された。

 そのほかにも、一部のプラグインが動作しなくなる不具合や、Windows 8環境においてシステムレベルでインストールした「Google Chrome」が起動しない不具合などが修正されている。

 「Google Chrome」は、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版および「ChromeFrame」にも最新版が提供されており、同じく同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向け安定版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
23.0.1271.97(12/12/11)

(柳 英俊)