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“Web Speech API”をサポートした「Google Chrome 25」のベータ版が公開

サードパーティー製ソフトによる意図しない拡張機能のインストールを防ぐ機能が追加

「Google Chrome」v25.0.1364.29 beta-m

 米Google Inc.は14日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新ベータ版v25.0.1364.29 beta-mを公開した。Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X版やLinux版および「Chrome Frame」の最新ベータ版も用意されている。

 「Google Chrome 25」では、サードパーティー製ソフトによって意図せず拡張機能がインストールされるのを防ぐ機能が追加。ユーザーの許可を得ずインストールされた拡張機能は自動で無効化され、再度有効化するかどうかを問うダイアログが表示されるようになる。

サードパーティー製ソフトによる意図しない拡張機能のインストールを防止

 また、開発者向け機能として“Web Speech API”がサポートされたのも大きな変更点。この新しいJavaScript APIを利用すれば、Webアプリケーションに音声認識機能を追加することができる。さらに、WebGLのエラーハンドリングが改善されたほか、ドキュメント本体とスタイルやスクリプトが干渉しないように再利用可能なウィジェットを定義できる技術“Shadow DOM”などにも対応している。

“Web Speech API”がサポート

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向けベータ版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
25.0.1364.29 beta-m(13/01/14)

(柳 英俊)