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直接確定したひらがなの入力ミスを修正可能になった「ATOK 2013」の正式版が公開

話し言葉的表現の入力をモード切替なしでスムーズに入力できるように

「ATOK 2013 for Windows」v26.0.2

 (株)ジャストシステムは8日、定番の日本語入力システム“ATOK”シリーズの最新版となる「ATOK 2013 for Windows」の正式版を発売するとともに、体験版を公開した。Windows XP/Vista/7/8および同64bit版に対応しており、体験版は、月額300円(税込み)でさまざまなデバイス向けの“ATOK”シリーズを利用できるサービス“ATOK Passport”に登録することで製品版として利用可能。現在、“ATOK”の公式サイトからダウンロードできる。

 「ATOK 2013 for Windows」では、ひらがなを直接確定して入力している際に、打鍵ミスと思われる入力があると訂正候補を表示できるようになった。たとえば、“ございます”と入力するつもりで“ござます”と入力して確定すると、ポップアップで訂正候補が表示され、[Shift]+[Enter]キーですばやく修正可能。

確定後の変換間違いをあとに入力した単語をもとに指摘・修正できる

 また、単文節で変換・確定して入力している際に、確定後の変換間違いをあとに入力した単語をもとに指摘し、修正する機能も追加された。たとえば、“満点の”と確定したあとに“星”と入力するとポップアップが表示され、[Shift]+[Enter]キーで“満天の星”へ変換し直すことが可能。

 さらに、従来は“表現”モードを切り替える必要があった話し言葉的表現の入力を、モード切り替えなしでスムーズに入力できるようになった。もちろん、変換辞書も強化されており、変換精度が向上している。

 そのほか、Windows 8に完全対応し、Windows ストアアプリ上でも動作するようになっている。

ソフトウェア情報

「ATOK 2013 for Windows」
【著作権者】
(株)ジャストシステム
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/XP x64/Vista x64/7 x64/8 x64
【ソフト種別】
体験版(月額300円(税込み)の“ATOK Passport”に登録することで製品版として利用可能)
【バージョン】
26.0.2(13/02/08)

(長谷川 正太郎)