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フェンリル、「Sleipnir 4 for Windows」の“Blink”エンジン対応に言及
不具合を修正した「Sleipnir 4 for Windows」v4.0.1も公開
(2013/4/10 14:30)
フェンリル(株)は10日、同社の開発ブログ“デベロッパーズブログ”で、4日にGoogleから発表された「Chromium」の新たなレンダリングエンジン“Blink”への取り組みに関して言及した。「Chromium」は「Google Chrome」のベースとなっているオープンソースのWebブラウザーで、フェンリル社製のWebブラウザー「Sleipnir 4 for Windows」は「Chromium」ベースの“WebKit”エンジンを採用している。
ブログによると、現在“Blink”エンジンに関してプロジェクトの進捗状況や“WebKit”エンジンからの変更の度合いを調査しているとのこと。中長期的に見て大きな問題がなければ、積極的に「Sleipnir 4 for Windows」の“Blink”エンジン対応を進めていきたいという。
また、「Sleipnir 4 for Windows」の最新版v4.0.1も公開された。最新版の主な変更点は、アドレスバーに“localhost”と入力してもローカルのサーバーにアクセスできず、Web検索が行われてしまう不具合など多くの不具合が修正されたこと。さらに、タブ切り替え時の反応が若干高速化したという。
そのほか、IE10を利用している環境において、“Trident”エンジンで“MSN産経ニュース”を表示すると操作不能になる問題への対策も施された。また、同様の対策を施した「Sleipnir 2 for Windows」v2.9.16も公開されている。
「Sleipnir 4 for Windows」は、Windows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Sleipnir 4 for Windows」
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 4.0.1(13/04/10)