Microsoft、Windows 8/RTに標準搭載されている“Bing”アプリを一斉アップデート

「ニュース」「ファイナンス」「トラベル」「スポーツ」「地図」を一斉アップデート

　米Microsoft Corporationは15日（現地時間）、Windows 8/RTに標準搭載されている“Bing”ブランドのアプリ「ニュース」「ファイナンス」「トラベル」「スポーツ」「地図」のアップデートを一斉に公開した。現在、“Windows ストア”から無償で更新可能。

「ニュース」

「ニュース」ではカテゴリーのカスタマイズ性が向上

　「ニュース」アプリでは、“政治”“スポーツ”カテゴリーが新たに追加された。また、カスタマイズ性も向上しており、カテゴリーの表示・非表示や表示順序を変更可能になったほか、お気に入りのメディアのURLやRSSを追加できるようになっている。

「ファイナンス」

世界地図で各地の株価指数が一覧できる“世界の市場”が「ファイナンス」に追加

　「ファイナンス」アプリでは、ローンや金利、為替レートなどが計算できるシミュレーションツールや、世界地図で各地の株価指数が一覧できる“世界の市場”といった機能が新たに追加された。

“銘柄ウォッチリスト”では追加した銘柄をドラッグ＆ドロップで簡単に並び替えられるように

　また、“銘柄ウォッチリスト”では追加した銘柄をドラッグ＆ドロップで簡単に並び替えられるようになった。銘柄の詳細画面で、関連ニュースをチェックできるようになったのも便利。

「トラベル」

「トラベル」の“周辺情報”機能を利用すれば、現在位置の近くの観光スポットを手軽にチェックできる

　「トラベル」アプリの変更点は、“周辺情報”と“お気に入り”機能が追加されたこと。“周辺情報”機能を利用すれば、現在位置の近くの観光スポットを手軽にチェックできる。“お気に入り”に登録しておけば、あとで再度確認したい場合に便利。フライトやホテルの検索も行える。

「スポーツ」

「スポーツ」アプリのアップデートは、扱える地域とスポーツの拡充がメイン

　「スポーツ」アプリのアップデートは、扱える地域とスポーツの拡充がメイン。日本のプロ野球や、サッカーのJ2、W杯アジア予選、UEFAチャンピオンズリーグ、テニスなどが新たにサポートされている。

「地図」

ルート案内機能、“お気に入り”機能、「People」および「Skype」との連携機能の3つが追加された「地図」

　「地図」アプリでは、ルート案内機能、“お気に入り”機能、「People」および「Skype」との連携機能の3つが追加された。

　ルート案内機能を利用すれば、目的地への徒歩経路が検索可能。電車を使ったルート案内も行える。頻繁に検索する場所は、“お気に入り”に追加しておけばいつでも簡単に参照できて便利。また、検索した場所に電話番号が登録されていれば、ポップアップにある“クリック通話”ボタンから「Skype」を起動して通話することが可能。「People」に登録された住所から「地図」を起動して位置を表示するのも簡単だ。