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スクリーンショット保存機能などを新たに搭載した実験ビルド「Dropbox 2.3」が公開
v2.1系統に代わる新しい実験ビルド。「Dropbox」安定版もv2.0からv2.2へ
(2013/6/6 16:52)
米Dropbox Inc.は5日(現地時間)、オンラインストレージサービス“Dropbox”のクライアントソフト「Dropbox」の新しい実験ビルド(Experimental Build)v2.3.12を公開した。現在、Windows/Mac OSX/Linux(x86/x64)版が同社のフォーラムから無償でダウンロードできる。
「Dropbox」v2.3系統は、これまでのv2.1系統に代わる新しい実験ビルド。実験ビルドでは、今後「Dropbox」に搭載される予定の新機能が試験的に実装・テストされる。
v2.3系統における改善は、[PrintScreen]キーで撮影したスクリーンショットを自動的に“Dropbox”へ保存する機能や(Windows版およびMac OS X版のみ)、右クリックメニューでファイルを“Dropbox”へ移動させる機能のサポート、「iPhoto」からのインポートへの対応(Mac OS X版のみ)、巨大なファイルのアップロード・ダウンロード速度の改善の4つ。
編集部にて試用したところ、一部機能が正常に動作しなかったが、今後のバージョンアップに期待したい。
なお、執筆時現在、「Dropbox」安定版(Stable Build)の最新バージョンはv2.0.26。後継バージョンのリリース候補ビルド(Release Candidate Build)v2.2.0がすでに公開されており、安定版に関しても近いうちにv2.0系統からv2.2系統への移行が実施される見込み。v2.2系統では同期処理のエンジンのリファクタリング(内部設計の見直し)が行われており、起動速度やメモリ効率が改善しているという。
ソフトウェア情報
- 「Dropbox」Experimental Build
- 【著作権者】
- Dropbox Inc.
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.3.12(13/06/05)