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“轍 on WEB”の電子国土対応に伴う機能追加が施された「轍 Wadachi」v3.82が公開

等高線が表示されるため、高低差のある移動をした際のルートをわかりやすく表現可能

“轍 on WEB”で電子国土を利用
「轍 Wadachi」v3.82

 GPSデータをもとにルート情報や写真を盛り込んだ地図ページを作成できるソフト「轍 Wadachi」の最新版となるv3.82が、4日に公開された。最新版の主な変更点は、「轍 Wadachi」で作成した地図を手軽にアップロードできるサービス“轍 on WEB”の更新に合わせた機能を追加したこと。

 “轍 on WEB”では、地図の表示を“Google マップ”から国土地理院の電子国土の地図へ切り替えられるようになった。これに伴い、「轍 Wadachi」でも“轍 on WEB”へデータをアップロードした際に、デフォルトで電子国土の地図を表示するように設定できるようになった。“Google マップ”と異なり電子国土の地図には等高線が表示されるため、山歩きなど高低差のある移動をした際のルートをわかりやすく表現可能。

 デフォルトで表示される地図を切り替えるには、メイン画面の[出力設定]タブにある“初期マップタイプ”プルダウンリストから[電子国土(WEB版のみ)]項目を選択すればよい。なお、ローカルにHTMLを作成した際には電子国土を利用したルートマップは作成できない。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「轍 Wadachi」
【著作権者】
サイクル紀行 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.82(13/07/04)

(長谷川 正太郎)