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Oracle、「NetBeans IDE 7.4」のベータ版を公開。“Java 8”をサポート

最終版のリリースは2013年秋の予定

「NetBeans IDE」v7.4 Beta

 米Oracle Corporationは15日(現地時間)、統合開発環境「NetBeans IDE」の次期バージョン「NetBeans IDE 7.4」のベータ版を公開した。現在、日本語を含む5カ国語版が無償でダウンロードできる。

 「NetBeans IDE」は、Windows、Mac OS X、Linux、Solarisで利用可能なオープンソースの統合開発環境。Javaで開発されているが、C/C++/PHPなどの言語を利用した開発にも対応する。デスクトップ向けのみならず、エンタープライズ、Web、モバイル向けのアプリケーション開発が可能だ。

 「NetBeans IDE 7.4」では、来年のリリースが予定されているJavaの次期バージョン“Java 8”をサポート。「JDK 8」の早期アクセス版を利用した開発に対応する。また、HTML5開発機能が拡充されており、「PhoneGap」アプリケーションの開発、AndroidおよびiOSブラウザーのサポート、スタイルシート言語(SASS/LESS)への対応、「Google Chrome」開発者ツールとの連携強化、ネットワークモニターの追加といった改善が盛り込まれている。

 なお、最終版のリリースは2013年秋の予定。

ソフトウェア情報

「NetBeans IDE」Windows版
【著作権者】
Oracle Corporation and/or its affiliates
【対応OS】
Windows XP/Vista/7(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.4 Beta(13/07/15)

(柳 英俊)