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Opera、フォームの自動入力機能が復活した「Opera 16」の正式版を公開
先行実装された機能の有効・無効を切り替えられる“試験運用機能”画面を追加
(2013/8/28 13:01)
ノルウェーのOpera Software ASAは27日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新版v16.0を公開した。最新版の主な変更点は、「Opera 12」には搭載されていたが「Opera 15」から非搭載となっていた、あらかじめ登録しておいた氏名や住所をWebページのフォームへ自動入力する機能が追加されたこと。
また、試験的に先行実装された機能の有効・無効を切り替えられる“試験運用機能”画面が追加された。“試験運用機能”画面はアドレスバーに“opera:flags”と入力することで表示でき、スムーズスクロール機能やダウンロードのレジューム機能、ハードウェアアクセラレーションに関する各種機能といった56のオプションを変更可能。なお、同社によると“試験運用機能”から機能を有効にしたことで発生した結果は保証されないとのこと。
さらに、位置情報を取り扱うためのAPI“Geolocation API”や、Windows 7以降のジャンプリストにも対応したほか、レンダリングエンジンが「Chromium 29」のものに更新された。そのほか、フォーマンスが向上や数多くの不具合修正も施されている。
本ソフトは、32bitおよび64bit版のWindowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「Opera」
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- 32bitおよび64bit版のWindowsなど(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 16.0.1196.62(13/08/27)