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アドレスバーから利用する検索エンジンを追加可能になった「Opera 17」正式版

起動時の動作を3種類の動作の中から選択可能になったほか、“タブを固定”機能も

「Opera」v17.0.1241.45

 ノルウェーのOpera Software ASAは7日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新正式版v17.0.1241.45を公開した。最新版の主な変更点は、アドレスバーから検索を行った際に利用する検索エンジンを追加できるようになったこと。

 検索エンジンの追加は、設定画面の“検索”エリアにある[検索エンジンの管理]ボタンから“検索エンジン”ダイアログを表示して行う。“検索エンジン”ダイアログにあるテキスト入力欄に検索エンジン名と、検索エンジン選択用のアルファベット、検索結果ページのURLの検索語句に当たる部分を“%s”へ置き換えたURLを入力して検索エンジンの追加を行う仕組み。アドレスバーから利用する検索エンジンを選択するには、“検索エンジン”ダイアログで登録したアルファベットを検索語句の前に付加すればよい。

“検索エンジン”ダイアログ
アルファベットを検索語句の前に付加して検索エンジンを選択

 さらに、起動時の動作を“前回の状態を復元する”“スタートページを開く”“特定のページあるいはページグループを開く”から選択できるようになったほか、タブを常に開いたままにできる“タブを固定”機能も追加された。また、レンダリングエンジンが「Chromium」v30相当のものに更新されている。

起動時の動作を選択
“タブを固定”機能

 そのほか、拡張機能用のAPIに“chrome.bookmarks.”“chrome.commands.”“chrome.webNavigation.”が追加された。また、多数の不具合修正などが施されている。

 本ソフトは、Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7 x64で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
17.0.1241.45(13/10/07)

(長谷川 正太郎)