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「Opera 18」がリリース、「Opera Developer 19」では同期機能を実験的にサポート
「Opera 18」ではテーマ機能や“WebRTC”サポート、タブ機能の強化などが盛り込まれる
(2013/11/20 15:09)
ノルウェーのOpera Software ASAは19日(現地時間)、Webブラウザー「Opera」の最新正式版v18.0.1284.49を公開した。現在、同社のWebサイトからWindows/Mac OS X版がダウンロード可能。
「Opera 18」ではJavaScriptからマイクやカメラにアクセスするためのAPI“getUserMedia”がサポートされた。このAPIは“WebRTC(Web Real-Time Communication)”の一部で、ブラウザー同士のリアルタイムコミュニケーションをプラグインなしで実現する。
ユーザーインターフェイス面では、テーマ機能がサポートされた。テーマは“Opera add-ons”のテーマギャラリーからインストール可能。“スピードダイヤル”や設定画面が少し華やかになる。
タブ関連機能も若干強化されており、ドラッグ&フロートさせたタブをほかのウィンドウへドッキングさせられるようになった。ただし、プライベートウィンドウと非プライベートウィンドウ間ではタブのドッキングが行えないので注意。
また、Webサイトに設置されている検索フォームを2クリックで簡単にブラウザーの検索エンジンとして登録できるようになったのも便利。追加した検索エンジンは、ブラウザーのアドレスバーから利用可能。わざわざサイトを開かなくても、アドレスバーから直接サイトの検索が行える。
なお、19日(現地時間)付けで公開された開発版「Opera Developer 19」(v19.0.1324.0)では、待望の設定同期機能“Opera Sync”が試験的に導入されたようだ。現在のところ、同期対象となる設定項目はスピードダイアル、スタッシュアイテム、カスタム検索プロバイダーのみ。ほかの項目もいずれサポートされるという。
本機能は初期状態で無効化されており、利用するにはフラグ(opera://flags/#sync)をONにする必要がある。このフラグは「Opera 18」でも確認できたが、利用は推奨されていない。
ソフトウェア情報
- 「Opera」Windows版
- 【著作権者】
- Opera Software ASA
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 18.0.1284.49(13/11/19)