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Adobe、「Adobe Flash Player」のアップデートを配信。IEでの文字化けを修正

「Internet Explorer」向けのActiveX版のみ、インストーラーは後日公開

 米Adobe Systems Incorporatedは19日(現地時間、以下同)、「Adobe Flash Player 11.8」の最新版v11.8.800.175を公開した。現在公開されているバージョンv11.8.800.168は「Internet Explorer」環境で非ASCII文字を扱う際に文字化けが発生する不具合を抱えているが、それが修正される。

 同社によると、この不具合は“ExternalInterface.call()”メソッドに非ASCII文字をパラメーターとして渡す際にJavaScript側で文字列が破壊されてしまうために発生するとのことで、「Internet Explorer」向けのActiveX版「Adobe Flash Player」プラグインでのみ発生する。そのため、修正版もActiveX版のみが提供される。アップデートの対象となるOSはWindows XP/Vista/7。

 なお、本アップデートは現在のところ自動更新機能を介してのみ提供されている。インストーラーでの提供は、24日以降になる予定。

ソフトウェア情報

「Adobe Flash Player」Windows版(「Internet Explorer」用)
【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.8.800.175(13/09/19)

(柳 英俊)