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Mozilla、「Firefox 26」ベータ版を公開。画像が多いページでのパフォーマンスを改善

「Flash」を除きサードパーティ製プラグインは原則ブロック

「Firefox」v26.0b1

 Mozillaは1日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョン「Firefox 26」のベータ版を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux向けにも、それぞれ最新版が用意されている。

 「Firefox 26」では、表示されていない画像のデコードを極力避けることにより、利用メモリの削減と表示速度の向上を実現している。とくに写真共有サイトにおける一覧ページなど、画像を非常に多く含むページでパフォーマンスの改善が期待できる。

画像が多いページでのパフォーマンスを改善
「Adobe Flash Player」を除くすべてのサードパーティ製プラグインが“Click-to-Play”機能によるブロックの対象に

 また、本バージョンから最新版の「Adobe Flash Player」を除くすべてのサードパーティ製プラグインが“Click-to-Play”機能によるブロックの対象となる。ブロックされたプラグインのコンテンツは自動ではロードされず、再生するためにはユーザーによる解除処理が必要となる。これは、脆弱性を抱えたプラグインが意図せずロードされるのを防ぐための措置。

 そのほかにも、Windows XPにおけるMP3再生のサポートや、インストールフォルダに書き込み権限がない場合のアップデート処理の改善などが盛り込まれている。

ソフトウェア情報

「Firefox」Windows向けベータ版
【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
26.0b1(13/10/31)

(柳 英俊)