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宛名を1件ずつ確認してから印刷できるようになった「はがき作家 Free」v7が公開

サイドバーとして登録した住所の一覧を表示する機能も追加

「はがき作家 Free」v7.00

 (株)ルートプロは5日、はがき印刷ソフト「はがき作家 Professional」のフリー版となる「はがき作家 Free」の最新版v7.00を公開した。最新版の主な変更点は、宛名印刷機能を担う「はがき作家 あてな」で、宛名を1件ずつプレビューを確認してから印刷できるようになったこと。

 宛名を確認しながら印刷するには宛名の印刷を実行した際に現れるダイアログで[1件ずつ印刷]ボタンを押せばよい。すると再びダイアログが現れるので、このダイアログ上の[印刷して次へ]ボタンを押せば、1件目の宛名が印刷されるとともにプレビューが次の宛名に切り替わる。この作業を繰り返すことで宛名を確認しながら宛名印刷を行える仕組みだ。

ダイアログ上の[1件ずつ印刷]ボタンを押す
次に現れたダイアログで[印刷して次へ]ボタンを押すと1件目の宛名が印刷されてプレビューが次の宛名に切り替わる

 また、“住所録カード”画面や“宛名印刷”画面を表示した際に左側のサイドバーとして登録した住所の一覧を表示する機能が追加された。この機能は、[表示]メニューの[住所録カード画面に住所録一覧を表示]項目や[印刷画面に住所録一覧]項目を選択することで利用可能。サイドバー上からはクリックで住所録カードやプレビューを切り替えたり、“印刷状態”を選択する操作が行える。

 はがき裏面の作成機能を担う「はがき作家うら」ではテキストのフォントサイズを指定する際に単位を“mm”と“ポイント”から選択できるようになった。さらに、来年の干支である“午年”のテンプレート素材も追加されたが、「はがき作家 Free」では印刷時に体験版である旨が一緒に印刷される。

 そのほか有償版の「はがき作家 Professional」では、宛先の備考欄に差し込みデータを入力する機能が追加された。また、郵便番号の印刷位置を調整する機能が強化され、上3桁の幅・高さ・間隔と下4桁の幅・高さ・間隔を個別に設定できるようになったほか、上3桁と下4桁の間隔も設定できるようになった。

 本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「はがき作家 Free」
【著作権者】
(株)ルートプロ
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.00(13/11/05)

(長谷川 正太郎)